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京都東ロータリークラブ様でイエメンの教育について話させて頂きました!

  • 執筆者の写真: 礼良 鳥山
    礼良 鳥山
  • 2023年9月5日
  • 読了時間: 1分

 9月はロータリークラブの識字率向上月間ということで、イエメンにおける識字率と教育状況について話させて頂きました。絵本をイエメンに子どもたちへという目的で活動してきた私たち、イエメンの教育についてさらに詳しく調べていく中でたくさんの問題がある事を改めて発見出来ました。

 イエメンにおける識字率は全体で50%あまり。(2004年)そして2015年の内戦勃発によって校舎が壊されたり、貧困による児童婚、児童労働する子どもが増えていたりする事で、イエメンの子ども達の教育状況はさらに悪化しています。

 そして学校に通える余裕のある子どもでも、十分な教育現場の環境は用意されていません。理由は給料の未払いによる教員の不在です。不足した教員の空きを埋めるのは反政府組織シーア派の「フーシ」です。彼らは新しい世代として、そしてこども兵の勧誘のために悪いイスラム観を子ども達に教えています。教科書を改ざんし、その内容は殺し合うことの推奨や反イエメンの教育です。改めて子どもたちへの一刻も早い支援が必要であると感じた日になりました。

 

モカフワの活動を初めて、イエメンの危機的状況をお話できた初めての機会で、貴重な経験でした。京都東ロータリークラブの皆様ありがとうございました。




 
 
 

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